タイガースが10年ぶりポストシーズンでアストロズに先勝 3冠左腕スカバルが6回無失点の好投
● アストロズ 1-3 タイガース ○ <現地時間10月1日 ミニッツメイド・パーク> アメリカン・リーグ西地区王者のヒューストン・アストロズ、ワイルドカード3番手のデトロイト・タイガースによるワイルドカードシリーズが開幕。初戦はタイガースが勝利を収めた。 10年ぶりのプレーオフ進出を果たしたタイガースは2回裏、二死一、三塁からジェーク・ロジャーズの適時打で先制。さらにトレイ・スウィーニー、マシュー・ビアーリングと3連打が飛び出し、今季15勝の先発バルデスから幸先良く3点リードを奪った。 早速援護を貰ったシーズン3冠の先発タリク・スカバルは2回パーフェクトの立ち上がり。3回以降は走者を背負いながらも三塁を踏ませない好投で今季チーム打率リーグトップのアストロズ打線を6回6奪三振、無失点。2回裏にはピッチャー返しが左手に直撃、6回裏にもトレーナーが駆け付ける場面があったが、リードを守り抜いた。 7回裏からバトンを受けたブルペン陣はウィル・ベスト、タイラー・ホルトンの2人がパーフェクト投球で最終回に繋ぐも、守護神ジェーソン・フォーリーが1点を失い、なおも一死二、三塁のピンチを招いて降板。それでも4番手ボー・ブリースケが7番カラティニを左直に打ち取り、四球で満塁とした後、最後は9番ヘイワードを一直。一打同点の局面を執念の継投で逃げ切った。
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