独立系SI・ISBの24年12月期を四季報が独自増額したワケ
共同検針関連の案件をISBが拡大できるかが注目される(イメージ写真:USSIE/PIXTA)
独立系の中堅システムインテグレーター(SIer)であるアイ・エス・ビー(ISB<9702>)の業績が好調だ。同社が7月30日に発表した今2024年12月期の第2四半期累計(1~6月、上期)決算は売上高が166億7300万円(前年同期比4.7%増)、営業利益15億3700万円(同16.9%)で着地した。 足元ではモビリティー関連の落ち込みが続いているが、DX(デジタルトランスフォーメーション)需要に支えられている業務システムや好採算のセキュリティシステムなどが想定超に増加。案件の高付加価値化に伴う収益率の向上も寄与し、営業利益を押し上げた。 こうした状況を踏まえて、9月13日発売の『会社四季報』2024年4集(秋号)では、四季報が独自に業績予想を増額している。
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脇坂 司