米軍普天間基地返還合意から28年 宜野湾市長が政府に早期閉鎖・返還を要請
宜野湾市の松川市長は16日、林官房長官と面談し、改めて普天間基地の早期閉鎖・返還を求めました。 【写真を見る】米軍普天間基地返還合意から28年 宜野湾市長が政府に早期閉鎖・返還を要請 日米両政府が普天間基地の返還に合意してから今月で28年となることを受け、宜野湾市の松川市長は普天間基地の早期閉鎖・返還を直接政府に訴えるため東京を訪れていて、林官房長官らと面談しました。松川市長は林官房長官に対し、基地の早期閉鎖・返還を訴えたほか、騒音問題に対応することや、去年鹿児島県で起きたオスプレイの墜落事故について原因を説明するよう求めました。 松川宜野湾市長「(オスプレイは)連日深夜まで訓練をしていますから。宜野湾市長としては、納得できない」「(普天間基地の返還を)1日も早くということ。(辺野古への移設)工事はしっかりと取り組んでいただきたいと(要請した)」 松川市長によりますと、林官房長官は基地の閉鎖・返還の期日は示さず、連日深夜まで行われている訓練については改善の申し入れを行うと回答したということです。また、オスプレイの事故原因については、アメリカ軍の事故報告書が届くまでは説明はできないと話したということです。 松川市長は17日、木原防衛大臣らとも面談する予定です。
琉球放送