西洋画の一水会金沢展が開幕 本展受賞作など175点並ぶ
テレビ金沢NEWS
西洋絵画の美術団体一水会による展覧会が11日から金沢市で始まりました。
金沢21世紀美術館で始まった一水会金沢展は、東京で開かれた公募展の巡回展で、金沢展の会場には地元作家の力作や本展の受賞作品など175点が展示されています。
こちらは文部科学大臣賞を受賞した山下審也さんの「冬の黄昏」です。使われなくなった給食室の物悲しさの中に人の気配を感じさせる色使いなどが評価されました。 地元出品の中からは田下俊一さんの「追想」、芦原里美さんの「思いで」の2作品が優秀作品に選ばれました。
ことしは、震災を乗り越えた絵画を集めた珠洲市出身の寺井重三さんによる作品も特別展示され、文化の力で復興を後押ししています。 この展覧会は15日まで金沢21世紀美術館で開かれています。