2050年の東京を体験できるイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」の公開内容が発表に
江戸時代の「サステナ」社会の令和版をみんなで考えるイベント
2024年4月9日、東京都が主催する国際イベント「SusHi Tech Tokyo 2024」の一般向けプログラム「ショーケースプログラム」内容のプレス向け発表会が開催された。サステナフードや宇宙エレベーター、空飛ぶクルマなど未来を先取りした内容が盛りだくさん。入場無料だが一部は事前にチケット予約が必要となる。 【写真】3輪モビリティやロボットスーツなどの出展物を見る イベントでは、電動モビリティなどの次世代モビリティの展示・試乗に加えて、ロボット・AIの実証デモ、代替食品を用いたサステナブルなフードを楽しめるフードエリア、宇宙軌道エレベーター体験など、最新のテクノロジーを5感全てで体験することができる。 ちなみに「SusHi Tech Tokyo 2024」の「SusHi Tech」とは、「Sustainable(サステナブル)」「Hi Tech(ハイテク)」を組み合わせた造語で、発表会に登壇した東京都知事の小池百合子氏は「サステナブルな未来の東京を最新テクノロジーで実現していく=SusHi Tech ということがポイント」だと、その意義を語った。 さらに、「次世代モビリティやロボット、AIなど多様なテクノロジー」に加えて「東京の空を初めて空飛ぶクルマが飛行する」ことになり、さらにはテクノロジーだけでなく、「植物由来などサステナブルなフード」まで取り揃えた、子供から大人まで楽しめる「様々なアクティビティで来場者をお迎えし、未来の東京を一緒に作ってまいりましょう」と語った。 続いて登壇した実行委員長の辻愛沙子氏は、「イベントを通じて、都民一人一人が未来の東京について思いを馳せ、2050年の東京で実現したいことなど、様々な意見をいただきたい」。さらに「東京は江戸時代からリサイクル・リユースなどが根付いた循環型社会を実現した都市としての歴史があり、それを令和の現代技術で受け継ぎ発展させていく」ためのイベントにしていきたいと同イベントにかける思いを述べた。