【新日本】ケニー・オメガと乱闘のゲイブ・キッドに罰金処分 棚橋弘至社長「プロ失格」
新日本プロレスの棚橋弘至(47)社長は6日、ゲイブ・キッド(27)に罰金処分を科すことを発表した。 【写真】怒りが収まらないケニー・オメガ ゲイブはこれまでコメントやSNSなどを通じ、米国・AEWのケニー・オメガを挑発してきた。そのケニーは憩室炎で現在長期欠場中だが、4日の新日本大阪大会に来場。AEWなどとの合同興行「レッスルキングダム」(来年1月5日東京ドーム)での復帰を宣言した。 しかしバックステージで事件が勃発。控室方面から男性2人の口論が聞こえてきたため、関係者が駆け付けると、ゲイブとケニーが大乱闘を繰り広げていたのだ。周囲の制止で事なきをえたものの、現場にはただならぬ緊迫感が漂った。 この日は来年1月4日東京ドームのカード発表会見が行われたが、棚橋がこの事件に言及。「社内で協議した結果、欠場選手への暴行はプロ失格であるとの判断で、厳重注意と罰金を科すことを決定しました。AEWならびにケニー・オメガ選手には深くおわび申し上げます」と団体としての決定を発表した。 両者の乱闘についてはケニーが取材に対し、ゲイブが最初に胸を突き押してファイティングポーズを取ったため、身を守るために先に手を出したことを認めている。ケンカ両成敗とはならず、発端を作ったゲイブにだけ処分が下されることとなった。
東スポWEB