乃木坂46・櫻坂46・日向坂46「坂道グループ」 2024年の卒業メンバーとその後
■6名が卒業の日向坂46 一挙4名の卒業も話題に
選抜制導入、四期生初の表題曲センター、地方自治体と連携した9月開催の「ひなた フェス2024」など、新たな動きが目立った2024年の日向坂46。結束力を高めたグループからは、前進の“けやき坂46”からの歴史を築いてきた一期生、二期生の卒業が目立った。 グループの“聖地”である横浜スタジアムで4月に「卒業コンサート」を開催したのは、一期生の齊藤京子だ。ステージでは“けやき坂46”からの歴史を感じさせるパフォーマンスを展開し、卒業後は女優へと転身。5月には東宝芸能への移籍を発表し、連続ドラマやバラエティ番組への出演を続け、2025年には1月スタートのドラマ『いきなり婚』(日本テレビ)で、グループ卒業後としては初の連ドラ初主演を果たす。 11thシングル「君はハニーデュー」の活動をもって卒業した高本彩花は、アンダーメンバーによる7月開催の「11th Single ひなた坂46 LIVE」がラストステージに。卒業後の進路としてはファッション関連の仕事に意欲を示し、現在、インスタグラムではプライベートショットを頻繁にアップしている。 2024年11月~2025年1月にかけては、12thシングル「絶対的第六感」の活動をもっての卒業を発表した4人のメンバーが相次いでラストステージに立ち続けている。 11月30日の「GAM E DAY」と12月1日の「LIVE DAY」の2日間にわたる「卒業セレモニー」を開催したのは、二期生の丹生明里。卒業後は、eスポーツバラエティ番組『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京)をはじめ、造詣の深いゲーム好きな一面を生かしての活動に意欲的だ。 丹生と同じく、二期生の濱岸ひよりは11月から行脚中の全国ツアー「Happy Magical Tour 2024」の故郷・福岡でのがい旋公演で「卒業セレモニー」を行った。グループを離れたあとは「少しお休みしてやりたいことが見つかるといいなと思っています」と公言している。 一期生の卒業メンバーとなった加藤史帆は、2日間にわたって開催された同ツアー最終地の東京ドーム公演初日に「卒業セレモニー」を実施。2025年1月スタートのドラマ『僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日)への出演が決定している。 なお、丹生、濱岸、加藤は同ツアー最終日となった東京ドーム公演のステージに“卒業メンバー”としてサプライズ出演し、デビューシングル曲「キュン」などを披露した。 そして、年が明けて、2025年1月には一期生・東村芽依の「卒業セレモニー」を開催。卒業後は「自分の中でやりたい事とか新しい事にもチャレンジしていきたいと思ってます」と明言しており、次なるステップに、注目がそそがれる。 2024年も、さまざまなメンバーがセカンドキャリアへと進みはじめた坂道グループ。しかし、別れの先には出会いもある。年内に乃木坂46、櫻坂46、日向坂46はそれぞれ、新メンバーのオーディションを開催した。新たなメンバーとの絆も糧に、各グループはなおも歩き続ける。