新潟は2度追いつくもPK戦で涙 外したFW長倉は号泣「外してしまった。自分のせい」/ルヴァン杯
ルヴァン杯決勝(2日、名古屋3-3新潟 PK5-4、国立)名古屋が延長の末に3-3で終え、PK戦を5-4で制して3大会ぶり2度目の優勝を果たした。雨が降りしきる中、大会史上最多の6万2517人が来場。2度のリードを追いつかれたが、PK戦では5人全員が成功し、王座を奪還した。最優秀選手(MVP)には、今季限りで退団する元オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラック(36)が選ばれた。優勝賞金は1億5000万円。新潟はクラブ初のタイトル獲得を逃した。 新潟は0-2の後半から追いつき、延長でも1点を先行されながら同点とする大熱戦を演じたが、悲願のクラブ初タイトルはならず。PK戦で2人目のFW長倉が枠を外し、号泣した。2年前に順大を卒業後、関東1部のクラブに加入。J2群馬を経て昨夏に新潟入りし、今大会は6得点で得点王に輝いた。25歳のシンデレラボーイは「PKを外してしまった。自分のせい」と唇をかみしめた。