高知市に建設中のディスカウント大手ドン・キホーテ 出店に向けて審議会【高知】
RKC高知放送
高知市に建設中のディスカウント大手ドン・キホーテについて、出店計画が県民の生活に配慮したものになっているか審議する会合が開かれました。 大規模小売店舗立地審議会は、売り場面積が1000平方メートルを超える店について出店計画が県民の生活環境に配慮したものになっているか審議するものです。 委員は建築士や大学教授など5人で構成されていて、11月12日は高知市東雲町から知寄町3丁目にまたがる場所に建設中で来年1月に新設される予定のドン・キホーテ高知店の審議が行われました。 委員からは、南側出入口に面する国道の交通量に関して本線を利用する車の列が長くなる可能性が高く、店から1度に出す車の台数を決めるなど配慮を求めました。 そのほか、公共交通機関を利用して店に来る人を増やすなどの施策を積極的に検討してほしいといった意見も出るなど、交通量や周辺住民の生活に配慮を求める意見が相次ぎました。 これに対しドン・キホーテ側の担当者は近隣施設の協力のもと臨時駐車場を設けるほか、看板や路面標示の設置、誘導員による車両誘導を行い混雑解消につとめる予定であると述べました。 最終的に会合では、開店後も検証など行うよう、但し書きをつけた上で県に答申することとしました。 答申内容は12月30日までに知事から店側に伝えられる予定です。