＜ガーディアンズ・ヤンキース＞8回、スタントン（手前）が勝ち越しをソロを放つとヤンキースベンチから選手たちが飛び出す（AP）

　◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦　ガーディアンズ ― ヤンキース（2024年10月17日　クリーブランド） 【動画】大谷翔平“いきなり弾”はメッツ救援陣が控えるブルペンに着弾 　ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦は17日（日本時間18日）、ガーディアンズの本拠オハイオ州クリーブランドで行われ、ヤンキースが2点を追う8回に3番ジャッジ、4番スタントンの2者連続本塁打で4-3と逆転した。 　ガーディアンズは3-1で迎えた8回、4番手のギャディスが2死から四球を与えたところで3年連続セーブ王の絶対守護神クラセを投入。しかし、ヤンキースはジャッジが99.2マイル（約159・6キロ）のカットボールをとらえ、ライナーで右翼席へ飛び込む同点2ラン。この日5番から4番へ上がったスタントンもファウルで粘り、7球目のスライダーを右中間最深部へ叩き込んだ。 　ジャッジはポストシーズン（PS）通算15本目の本塁打。ヤンキースではベーブ・ルースに並ぶ球団史上4位、現役選手ではドジャースのE・ヘルナンデスに並ぶ8位の記録となった。ヤンキースではバーニー・ウィリアムズの22本が球団最多記録で、デレク・ジーターが20本、ミッキー・マントルが18本で続いている。 　今季58本塁打、144打点の2冠でMVP最有力候補のジャッジは15日（同16日）、ニューヨークで行われた第2戦の7回に今PS26打席目で待望の第1号となる2ラン。15年ぶりの世界一を目指すチームも地元で2連勝を飾っていた。