「泣いてどん底まで感情に浸る」NHK連続テレビ小説『おちょやん』で注目 宮澤エマ
NHK連続テレビ小説「おちょやん」で主人公千代の継母栗子役を演じて注目される宮澤エマ。宮澤喜一元総理大臣を祖父に持ち、以前までバラエティ番組に数多く出演していたが、現在活躍の場をミュージカルやテレビドラマなどの女優業に移している。リフレッシュする時には「泣いてどん底まで感情に浸る」という宮澤エマに、普段は見せない素の姿について聞いた。(スポーツ報知/Yahoo!ニュースVoice編集部)
連続テレビ小説「おちょやん」出演で苦労した点は?
一番大変だったことはシンプルに“3つの壁”と呼んでいたんですけど三味線、南河内出身の方なので大阪言葉、お着物での所作。この3つをいかに自然に、ずっと着物を着て三味線も弾き慣れている感じを出すかが一番難しかったですね。
「おちょやん」で演じている栗子は悪女だと思いますが、ご自身で悪女だと思う部分は?
まず栗子のことを悪女だと思ってなくて、とても意地悪っていうかヒロインの千代ちゃんからしてみるとだいぶひどい人でもあります。ただ、彼女も彼女なりに必死にサバイバルしてる女性だと思うので、あんまり悪女だと思って演じてたわけじゃなかったんです。それで言うなら自分の中で悪女…悪女だと思って生きたことはないです、と言いたいかな。う~ん、悪女って何(笑)? 自分に正直に生きていくと、たぶん誰かを傷つけたり、裏切ったりってこととかもあるのかなと思います。基本的にO型ですごくおおらかな人だと自分で思ってるんですけど、なるべく人の期待に応えていきたいと思いつつも、たまにこれだけは譲れないみたいなものが出てくると我が出てきます。こだわりも強いので、幸せとか睡眠時間など自分にとって必要不可欠だと思ってるものをを守らなきゃってなったときはちょっと悪い面が出てくるかもしれないです。
「おちょやん」で料理シーンなどありますが、ご自身の得意な家事は?
得意な家事はない(笑)。食べるのが好きなんですけど、家事ではないですね。ということで、あえて言うならステイホーム中にちゃんと自炊できるようになりたいなと思っていたので、ちょこちょこ料理をし始めて、やってて楽しくてこのあと美味しいものが食べられるっていうワクワクがあるという意味を込めて料理と言わせていただきます。