昭和世代の上司のデジタル音痴に「だめだこの会社…」。書類の電子化導入に猛烈反対するおじさんたち【作者に聞いた】
避けても避けても、なぜか身に降りかかってくるさまざまな災難やおかしな出来事、そして理不尽の数々を哀愁ただようタッチの漫画にし、X(旧Twitter)で発信をしている青木ぼんろさん(@aobonro)。どこかで経験したことがあるシーンに、多くの共感の声が寄せられている。 【漫画】「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」本編を読む ここ数年で、職場でのデジタル化が一気に加速。紙に印鑑を押す文化がなくなりつつあり「電子承認システム」なるものが登場。しかし、中には受け入れられない人もいて…? ※本記事は発売中の「恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活」から一部抜粋・編集しました。 なんとこの話、著者青木さんの会社で実際にあったエピソードというから驚きだ。 前の職場であった話で、すごくおかたい、保守的な体質の会社だったとのこと。その会社の他のエピソードも、人に話すと驚かれることが多いらしくとても気になる。 デジタル化の波に逆行する社員について聞いてみると、「でも確かに、新しいことを覚えるのって体力使うので分からなくもないです」と話す。しかし、便利なものはどんどん使っていかないと世界や時代に置いていかれてしまうと、危機感をあらわにした。 時代に逆行するタイプの社員とどのように接しているか尋ねると、「やっぱり上司だと、そのアナログに合わせて仕事をするほかなかった」と苦々しく答える。そのおかげで、デジタルを推進しても、現場では二度手間なことが結構あったそう。「例えば、基本は電子ベースだけど、紙でも印刷して保管するとかやっていましたね」と苦笑いを浮かべた。 今日も、アナログ派の上司とデジタル化が進む職場、その板挟みになっている全ての社員さん、ご苦労様です。今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活を漫画にしていきます。乞うご期待!