1年前に大谷翔平、山本由伸、T・ヘルナンデスに“フラれた”レッドソックス、今オフに借りを返せるか「ドジャースとの交渉が行き詰まっているいま…」地元メディア前のめり
ボストン・レッドソックスの補強が大きな話題となっている。 アロルディス・チャップマン(前ピッツバーグ・パイレーツ)、ギャレット・クローシェイ(前シカゴ・ホワイトソックス)、パトリック・サンドバル(前ロサンゼルス・エンジェルス)、ウォーカー・ビューラー(前ロサンゼルス・ドジャース)と、投手を次々と補強。そのうえで、大物打者の獲得が噂されている。ドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデスだ。 【画像】球界を牽引するスター選手たちの「高校」「大学」当時を秘蔵写真で振り返る レッドソックスは昨オフにも獲得に乗り出していた。シアトル・マリナーズで年俸1400万ドルだったヘルナンデスは最終的にドジャースと1年2350万ドルで契約したが、レッドソックスはマリナーズ時代とほぼ同額の2年契約をオファー。大谷翔平、山本由伸に続いてヘルナンデスの争奪戦にも敗れていた。 そんなレッドソックスにチャンスが回って来たかもしれない。レッドソックス専門メディア『BoSox Injection』は1年前のヘルナンデスへのオファーを振り返りながら、「ドジャースとの交渉が行き詰まっているいま、他球団に取られる前に契約するべきだ」と主張した。 「報道によるとヘルナンデスは年俸2200~2400万ドル(約34億~37億円)の契約を望んでいるという。十分レッドソックスの予算内だ。もうひとりの補強候補アレックス・ブレグマン(ヒューストン・アストロズからFA)ほど高額な契約にはならない。ヘルナンデスと契約できれば、確実に攻撃力を強化できる」 ドジャースとの再契約交渉が停滞してると言われているT・ヘルナンデス。はたしてレッドソックスは1年前の借りをドジャースに返すことができるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部