節イチパワーの雑賀勇貴が約9年ぶりにV/ボートレース若松
ボートレース若松の「若松夜王シリーズ第2戦デイリースポーツ杯若松ダービー」は10月31日に優勝戦が行われ、雑賀勇貴が5コースからまくり差しで2015年12月の児島以来、約9年ぶり通算2回目の優勝を飾った。 注目の進入は間嶋仁志がひとつ動いただけで、スロー勢もそこまで深くない4対2の進入スタイル。3コースの竹田和哉が遅れた以外の5人は横一線のスタートだったが、竹田がへんだこともあり、伸びた間嶋が4コースからまくって先制。しかし、ターンマークは大きく外しており、5コースの雑賀、6コースの堀本和也が次々と差し抜けた。間嶋も何とか3着は守り切って外枠3人での決着。内枠3人はS展示でかなりのFを切ったいたこともあり、ダッシュが乗り切れないスタートだったかも。 3連単の4-6-5は1万6480円の波乱決着だったが、S展示前と比較すると半分以下に下がった。もしも溝口海義也が3着だったらその配当は56.9倍。S展示で雑賀が5カドになったこともあり、一気にオッズが下がった。 雑賀は「自分が優勝戦に乗れるくらいなので足はめっちゃいい」と外コースで連勝した2日目から抜群の手応えの節イチパワー。西山貴浩がお盆戦で準パーフェクトVを成し遂げた上位機ではあったが、いち早くペラに正解を出したことが優勝につながった。
マクール