「こんな川田騎手見たことないよ」ど派手ガッツポーズ、馬上でお辞儀、男泣き…“凱旋V”で普段とは違う姿にネット感涙
◇4日 第24回JBCクラシック(Jpn1・佐賀・ダート2000メートル) 中団を進んだ1番人気でJRA所属のウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川)が3コーナーを過ぎてから先頭に立ち、そのまま押し切った。重賞4勝目で、G1級レースは初勝利。鞍上の川田将雅騎手(39)=栗東・フリー=は2020年のクリソベリル以来のJBCクラシック3勝目、小手川準調教師(52)=美浦=は初勝利となった中、ネット上では普段とは違う川田騎手の姿が話題となった。 佐賀競馬場で生まれ育った川田騎手は1着でゴールすると、左手の人さし指を突き上げ派手なガッツポーズを披露。さらに「川田コール」の中、ウイニングランを終えると、スタンド前でヘルメットを脱いで馬上で一礼した。その後のインタビューでは「この小さい佐賀競馬場で生まれ育ちましたけど、いろんなところを旅させていただいて、レースさせていただいてますけど、地元でG1を勝つというのがこんなに感極まるんだなと、本当にうれしく思ってます」と感激の涙を流し、ファンの声援に応えた。 レース後、X(旧ツイッター)では「川田さん」「川田騎手」「ウィルソンテソーロ」がトレンド入りしたが、普段はクールな姿を見せているだけに、ファンの感動を呼んだようす。「熱いな、川田さん。男泣き、郷土愛。いつものクールな川田さんと違う一面が見れて、なんだかいい気持ちになった」「川田さんガッツポーズするわお辞儀するわインタビューで泣くわでマジで嬉しかったんだなって 川田さんの涙にもらい泣きしてしまいました」「こんな川田騎手見たことないよ。JRAのG1勝つより全然嬉しそう。地元愛を感じましたね」などの声が並んだ。
中日スポーツ