後悔したこと【備えておくべきだった】被災経験者に聞く、災害時に本当に必要なモノやコトとは?
まさか、これが足りないなんて…
きちんと準備していたはずだったのに、まさかこれが足りなくなるなんて! 「東日本大震災のとき、ガソリンが手に入らなくなるなんて思いもしませんでした。やっと入れることができてもリッター数が限られていたりと大変でした。今は、いつも満タンにしておくことを心がけています」 「地震のとき、缶詰などの非常食を用意していましたが、小さい子どもにとっては、食べ慣れないものだったので、ほとんど食べることができませんでした。事前に食べる練習などをしておくべきでした」 「被災したときは、子どものためにお菓子をストックしておくべきでした」 「毎日飲まなければいけない常備薬がなくなりました。なかなか手に入らず、本当に不安でした」
片づけておくべきだった
備えておくのは、「もの」だけではありませんでした。 「地震のとき、廊下の収納棚から荷物がでてきてしまい、廊下をふさいでしまいました。日ごろから、整頓しておくべきでした」 「冷蔵庫の上に、使っていないガラス製品を置いてしまっていました。地震のときに、勢いよく落ちてきたため、誰かがいたらと思うとぞっとしました」 「地震のときに、食器棚からすべてのお皿が飛び出してしまい、ケガはなかったものの片づけが大変でした。扉を固定しておくべきでした」 「熊本の地震のとき、食器棚が倒れました。ガラスの扉だったので、割れて遠くまで飛び散ってしまいました。食器棚そのものを固定しておかなければと思いました」
まとめ
災害に対して不安を抱えているだけではなく、みずから備える必要性が高まってきました。そこで、役に立つのが実際に経験したみなさんからのご意見です。実際に被災し、「備えておけばよかった」と痛感した物やことについて教えてもらいました。「なるほど」と感じた人も多かったのでは? 自分たちの生活に合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。 ※サンキュ!モニター調査より(2024年4月実施、回答者212人) 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部