斎藤佑樹氏「僕は今、胸にしまいながら頑張る」引退報告時に亡き恩師にかけられた言葉とは
早大OBの元ヤクルト青木宣親氏(42)と元日本ハム斎藤佑樹氏(36)が26日にテレビ東京系で放送された「再発見! 母校のチカラ」に出演。東京・東伏見の早大グラウンドを訪れ、歴史を振り返りながら、思い出を語り合った。 【写真】亡き恩師との2ショット 斎藤氏は早大から10年ドラフト1位で日本ハムに入団。ルーキーイヤーの11年に6勝を挙げたが、度重なるケガに苦しみ、通算15勝(26敗)で21年に引退を決断した。 引退時には早大時代の恩師、当時監督だった応武篤良氏(享年64)に電話で連絡したという。 「プロ野球選手を引退する時に応武さんに電話して報告したんですけど、全然活躍できなくてすごく悔しかったですと言ったら、いいんだと、斎藤はこれからが勝負だと。お前がジジイになった時に、同世代で野球界に一番貢献していればそれでいいんだ。だからこれからが本番だから頑張れよと言われて。おととし他界されたんですけど、その言葉を僕は今、胸にしまいながら頑張ろうと思ってます」と話した。 88年世代の斎藤氏は、同期に巨人坂本勇人、田中将大、タイガース前田健太、広島秋山翔吾、ロッテ沢村拓一らがいる。引退後は野球場を作る夢を公言し、北海道・長沼町で少年野球の球場をつくるプロジェクトをスタートしている。