ボクシング IBF新王者・西田凌佑「もう少しバンタム級でやっていきます」
プロボクシングのIBF世界バンタム級王者の西田凌佑(27)=六島=が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「今後の階級についてよく聞かれるのですが、もう少しバンタム級でやっていきます」とバンタム級に留まることを宣言した。 【写真】前日計量に臨んだ西田凌佑とエマヌエル・ロドリゲス 4日にエディオンアリーナ大阪で、初防衛を目指していた王者のエマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=に3-0の12回判定勝ち。世界初挑戦で新王者となった。5日に大阪市内の六島ジムで開かれた一夜明け会見では減量苦を明かし、「今回は一番きつかった。落とすのが難しくて、少し限界は感じた」と話していた。六島ジムの枝川孝会長は階級を上げる可能性にも言及していたが、西田は次戦は初防衛戦か統一戦を行う決意を固めたようだ。 バンタム級はWBA王者が井上拓真(28)=大橋、WBC王者が中谷潤人(26)=M・T、WBO王者が武居由樹(27)=大橋=と日本選手4人が4団体の世界王座を分け合っている。 プロ戦績は西田が9戦9勝(1KO)、ロドリゲスが26戦22勝(13KO)3敗1無効試合、井上が21戦20勝(5KO)1敗、中谷が27戦27勝(20KO)、武居が9戦9勝(8KO)。