【山形】「薪ストーブに使う」廃棄していた伐採木を資源として有効活用・無料提供に行列 舟形町
さくらんぼテレビ
7月の豪雨災害の復旧工事などで伐採された木が、舟形町で希望者に無料提供され、長い列ができる盛況ぶりだった。 早朝にできた軽トラックの列。お目当ては無料でもらえる「伐採木」。 企画したのは国土交通省新庄河川事務所。 工事などで伐採された木は処分するのに多くの費用がかかるため、資源を有効に活用してもらおうと2008年から無料提供している。 7月の豪雨災害で復旧工事などが増えたため、伐採木は2023年の9.5トンを大きく上回る32トンに上り、午前9時に引き渡しが始まると訪れた人たちが次々と車の荷台に積み込んでいた。 (舟形町民) 「薪ストーブに使う。買うとけっこうする。無料だからありがたい」 (真室川町から) 「これがなかったらストーブたけない。買ったら年間ものすごい額になるからずっと続けてほしい」 企画した新庄河川事務所の担当者は、「伐採木はもともと廃棄していたので、再資源化の取り組みに多くの人が賛同してくれるようになり大変ありがたい」と話していた。 伐採木の無料提供は12日も行われる。
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