西武・高橋、遠い今季初勝利 毎回7安打許すも粘りの投球で5回0封 打線の援護なく白星はまたお預け
「西武-オリックス」(20日、上毛新聞敷島球場) 西武・高橋光成投手は5回無失点で降板した。7安打を浴びながらも要所を抑える粘投で無失点。しかし味方打線の援護もなく、今季初勝利はまたもお預けとなった。 【写真】オリックス戦で粘りの投球を見せる高橋 今季白星なしの9連敗の高橋だが、立ち上がりから苦しい投球を強いられた。一、二回と安打を許すと、三回にも2死一、三塁とピンチを背負ったが、中川を右飛に打ち取った。続く四回にも2本の安打で2死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、来田を空振り三振に切った。 五回も先頭・若月に2打席連続の中前打を浴びたものの、後続を断ってこの回も「0」を並べた。73球を費やして毎回走者を許す苦しい投球とあって、クリーンアップを迎えた六回に渡辺監督代行は投手交代を告げた。