インドネシアの国民的アイドル! JKT48仲川遥香,大ブレークのワケとは?
アイドルグループ「AKB48」の海外姉妹グループ「JKT48」の仲川遥香が2月27日、インドネシア・ジャカルタで行われた「JKT48」初のリクエストアワーでグループからの卒業を発表した。
“JKT48版の総選挙”で2位にランクイン
仲川は2006年12月に開催された「第三期AKB48追加メンバーオーディション」に合格し、「AKB48」に3期生として加入。派生ユニット「渡り廊下走り隊」のメンバーとしても活躍し、12年11月に「JKT48」へ移籍した。 その後、「JKT48」のメンバーとして頭角を現し、14年3月から4月にかけてインドネシアで開催された“JKT48版の選抜総選挙”の「JKT48 6thシングル選抜総選挙~みんなが決める、16人選抜メンバー~ 大事なことはみんなで決めよう!」で3位にランクインし、選抜メンバー入り。 翌年春の“総選挙”でも2位に入り、同年6月には「JKT48」の「チームT」のキャプテンに任命された。
9社26本のCMに出演、バラエティー番組にレギュラー出演も
言うなれば、日本のAKB48グループの総選挙で外国人のメンバーが上位にランクインするような快挙なわけだが、仲川の現地での活躍はアイドルの枠を超えており、「JKT48」としての出演だけでなく、ソロでの出演も含めて9社26本のCMに出演。 いちタレントとして大手地上波のトークバラエティー番組「Ini Sahur」に単独でレギュラー出演しているほどだ。 AKB48グループの論客も務める芸能評論家の三杉武氏はこう語る。 「元々、仲川さんはキュートなルックスや天性の明るさや人懐っこい性格、コミュニケーション能力の高さなどアイドルとしての素養はファンの間でも高く評価されていましたが、海外の新天地でその才能を遺憾なく発揮した格好ですね。後発グループの『JKT48』のメンバーにとって"本家“の『AKB48』からの“留学生”は先輩のような存在なわけですが、仲川さんの親しげで偉ぶらない性格、後輩に対する面倒見のよさがほかのメンバーに愛され、そういった空気感が現地のファンにも自然と浸透したのではないでしょうか」