台南400周年記念した切手シート発売 ゼーランディア城など描く/台湾
(台南中央社)中華郵政は23日、南部・台南にある台湾最古の城、安平古堡(ゼーランディア城)建設から今年で400年になるのを記念した切手シートを発売した。切手シートには同城をはじめとする台南の代表的な建築物がデザインされている。 切手シートに描かれているのは、オランダ人によって1624年に建てられた同城の他、1652年建設の赤崁楼、鄭氏政権下の1663年に建てられた鄭成功祖廟、日本統治時代の1903年建設の台南神学院、1931年完成の台南市美術館1館(旧台南警察署)、2021年に開館した台南市立図書館新本館といった、各時代の代表的な建物。世代交代を表現したという。 8台湾元(約38円)と28元(約133円)の切手各1枚がセットになっている。 (張栄祥/編集:名切千絵)