琉球がEASLに向けて練習を公開…桶谷HCと小野寺キャプテンが今大会への意気込みを語った
東アジアスーパーリーグ(EASL)の開幕に先駆け、琉球ゴールデンキングスがメディアに練習を公開。その後、桶谷大ヘッドコーチとキャプテンの小野寺祥太が記者会見を行った。 今回で3度目の出場となるEASLについて桶谷HCは、「前回予選で終わってしまったので、今回は結果を出せるようにしっかり準備していきたい」とコメント。小野寺は「去年1歩足りなくて勝てなかったので、今シーズンこそはしっかりやりきって予選を通過できるようにチームとして取り組んでいきたいと思います」と今大会への抱負を述べた。 予選ラウンドでは、昨シーズンまで琉球の主力を務めてきたアレン・ダーラムの移籍先であるメラルコ・ボルツ(フィリピン)と同じグループBに入った。初戦、そのボルツと対戦するが桶谷HCはダーラムについて、「サイズのある選手にはスピードで対抗しますし、フィジカルの弱い選手にはそこを突いて攻撃するなど、多彩な攻撃のバリエーションを持っている選手。なので1対1で守るのではなく、チームとして守らないといけないと思っています。ただそれについてはしっかりとスカウティングができていると思うので、彼の嫌な方に仕向けていけたらいいなと思います」と“ダーラム対策”に言及した。 3シーズン、琉球でともにプレーした小野寺は「フィジカルやスピードで長けている部分がありますし、嫌な時間帯のときにリーダシップを発揮してくる選手です。ただ僕らは彼の強みだったり、弱みを知っているので、しっかりと弱点をを突いていけたらなと思います」とこちらも対策に余念がない。 さらに、これまでの出場で琉球が通用している部分について問われた小野寺は、「ディフェンスの部分はキングスにとってすごい武器なのかなと感じています。一方で、ケヴェ(アルマ)選手が入ったことでトランジションが増えてくると思うので、それを体現して、各チームに挑戦できたらいいなと思います」とレベルアップを誓った。 ボルツとの初戦は10月16日19時40分にティップオフ予定。会場は琉球のホーム、沖縄アリーナだ。
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