“47歳ミニマリスト女性”のかばんの中身。「持ち物が少ないからこそ愛着を持ち、大切にできる」
思い出の詰まったスマホケースとキーホルダー
【その他】 ・小銭入れ ・スマホ ・キーホルダー 小銭入れは、setoというデザインレーベルとdapipaのコラボ品。財布は夫婦で長財布ひとつを共有していますが、普段は家におきっぱなしです。お互いにちょっとそこまで……という時は、これを持ち歩きます。中はほんの少しの現金とクレジットカード。その時々に応じて診察券や免許証、図書館カードなどを入れます。生き物がモチーフで愛嬌があり、口のジッパーで出し入れするのも楽しい。 スマホケースは、イラストレーターのさとうまりえさんに描いてもらったオリジナルイラストをプリント。私と夫と愛猫と、預かりボランティアで我が家に来た犬たちがモチーフです。もともと家族やペットをモチーフにした作品が好きで、さまざまな作家さんにオーダーして描いてもらっています。 キーホルダーは、聴導犬かるちゃんのマスコットです。我が家は3年前から日本聴導犬協会の預かりボランティアをしていて、引退後のかるちゃんと半年ほど暮らしたこともあるので、鍵を手にするたびにかるちゃんを思い出せる大切なアイテムです。
カラフルな愛しいものと暮らす、ミニマムライフを満喫中
ミニマリストというと持ち物が少ないだけでなく、無印良品やモノトーンなど単色のアイテムや、同じ色調のアイテムで揃えているというイメージがあるかもしれませんが、私は所有する持ち物が少ない分、好きなものを買うことにこだわっています。 ミニマリストが、柄物を選ばなかったり色調を揃えることには、視覚的ノイズを排除する意味がありますが、私のクセつよなかばんの中身たちは、自分にとってアイデンティティーなので、視覚的ノイズにはなりません。 もともと、コレクター気質でモノだらけの部屋で暮らしていましたが、現在は1つ買ったら1つ手放すようにしているので、狭い家でも適量を保てるため、家の居心地は良好です。持ち物が少ないからこそ、ひとつひとつに愛着を持ち、大切にできているのかもしれません。 <TEXT/大木奈ハル子>
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