「最高の選手だと言うまでもない」大谷翔平、史上最高額7億ドルでも安すぎた!? 凄まじい経済効果「観光客が急増し…」
大谷翔平選手は昨季オフにロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1043億円)の超大型契約を結んだが、それが安すぎると感じるほどの経済効果を生み出している。米メディア『スポーツ・キャスティング』が、同選手の活躍によってドジャースがどれだけの恩恵を受けているか分析した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は7億ドルのうち、大半に当たる6億8000万ドル(約1013億円)を後払いにして、2034年までは年俸200万ドル(約3億円)だけ受け取る契約を結んでいる。そして、加入初年度で史上初の50-50を達成し、最終的にレギュラーシーズンで54本塁打59盗塁という驚異的な成績を残した。 同メディアによると「ドジャースは1試合平均4万8657人を動員し、総観客動員数394万人でMLB首位を記録した。これはMLBで2番目に観客動員数が多いニューヨーク・ヤンキースの330万人を頭一つ上回る数字」という。そして、ユニフォーム売上数でも大谷が1位。これだけでもドジャースに多くの恩恵をもたらしているが、さらにスポンサー数にも影響を与えている。 ドジャースはスタジアムに12社の新しい日本のスポンサーを迎え、驚くべきことにドジャースが試合を行う敵地のスタジアムにおいても日本の企業が広告を購入したようだ。同メディアは「ドジャースは3000万ドル(約44億7000万円)以上の収益を上げ、北米のプロスポーツチームの中で最も高い収益を上げた」と伝えている。 また、球団だけでなく本拠地を置くロサンゼルスにも凄まじい経済効果をもたらしている。同メディアは「ロサンゼルスでも観光客が急増し、ロサンゼルス観光局は日本人観光客の80%~90%が旅行中に少なくとも1回はドジャー・スタジアムに立ち寄ったと推定している」と報じた。これらを踏まえ、同メディアは「大谷がナ・リーグで最高の選手であることは言うまでもない」との見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部