「この決断は正しかった」FC東京、ディエゴ・オリヴェイラが現役引退を発表。「来季も一緒に…」クラブからの慰留も明かす
ディエゴ・オリヴェイラが現役引退を発表
J1リーグのFC東京は28日、34歳のブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラが今季限りで現役を引退することを発表した。これまで日本でも活躍してきたブラジル人ストライカーが、2008年からのプロ生活に幕を閉じることとなった。クラブ公式サイトで伝えられている。 オリヴェイラは母国ブラジルのパラナ・クルーベの下部組織から2008年にトップチームへ昇格。その後、韓国の水原三星ブルーウィングスやグレミオ・ノヴォリゾンチーノ、AAポンチ・プレッタなどブラジルのチームを転々とし、2016年に柏レイソルへ移籍となった。 【最新順位表】2024明治安田Jリーグ J1・J2・J3全60クラブ 柏での初年度は12得点を挙げてチーム内得点王となり、いきなり大きなインパクトを与えた。そして、2018年の期限付き移籍を経て、翌年にFC東京へ完全移籍。2019年にJリーグベストイレブンに輝き、2020年にはルヴァンカップ優勝を経験した。 オリヴェイラはクラブ公式サイトを通して「今季をもって引退することを決断しました。 この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。 クラブからも慰留していただき、来季も一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています」と決断の理由を語った。 また、「まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」とサポーターへもメッセージを送った。
フットボールチャンネル編集部