伊東純也、不起訴の公算大 代理人「事件の終わり近い」大阪府警が伊東と女性2人を書類送検
サッカーのフランス1部リーグ、スタッド・ランスに所属する伊東純也選手(31)が女性2人にわいせつな行為をしたなどとして告訴された問題で、大阪府警は2日、伊東選手を準強制性交致傷容疑で大阪地検に書類送検した。同地検は不起訴とする公算が大きい。 府警は同日、女性2人も虚偽告訴容疑で書類送検した。 今回の書類送検を受け、伊東選手の代理人を務める加藤博太郎弁護士が2日、東京都内で記者会見し、「この事件の終わりが近づいてきている。警察での捜査が終わり、まもなく処分が出る段階にきている」と指摘。その上で「不起訴の公算が大きい。少なくとも、準強制性交、それを複数の人で行ったとなれば、通常であれば国外にいようが逮捕される事案。逮捕されないで送検されているところで伊東選手が女性側が告訴を行った事実の行為を行っていないことをご理解いただいていると認識している」と話した。 加藤弁護士によると、今回の書類送検を受けて、伊東選手は一刻も早い捜査終結を望んでいるといい、「日本代表に復帰したい」とコメントしているという。
女性2人は今年1月、伊東選手が2人を酒で酔わせ、抵抗できない状態にしたうえで性的暴行を加えたとする告訴状を提出した。これに対し、伊東選手側は女性の訴えには反する証拠があり、無理やり性的な行為に及んだ事実はないとして、2人の訴えは虚偽だと告訴した。 「デイリー新潮」が女性側との性的トラブルを報じた後、伊東選手は日本代表を離脱。それ以降は招集されていない。
中日スポーツ