中日・加藤竜馬、野手転向で心機一転バット振り続ける 打球速度はドジャース大谷並「大勢の観客の前で完璧な一発を」
中日・加藤竜馬投手(25)が15日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約交渉に臨み、65万円減の655万円で更改。今オフに野手に転向し、育成契約からはい上がる。 今季まで支配下投手だった右腕は心機一転、朝から晩までバットを振る生活になった。「質も大事ですけど、バットを振る体力が他の選手と比べてないので、まずはそこを強くしたい」。打球速度はドジャース大谷並の180キロ。身体能力の高さを買われて野手転向が決まった。 まずは支配下に上がり、その先には野望も。バンテリンドームナゴヤでアーチをかけることだ。「大勢の観客の前で完璧な一発を打ちたい」と意気込んだ。25歳で野手に転向したのは日本ハム、オリックス、阪神で活躍した糸井嘉男さんと同じ。「体が大きいですし、すごい打球を打っていた印象があります。近づければうれしいです」。まだ雲の上の存在だが、千里の道も一歩から。ひたすらバットを振り続ける。 (金額は推定)
中日スポーツ