【台風10号の影響】東海道新幹線 1日夕方にようやく運転再開 始発からの平常運転は4日ぶり(静岡駅)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
台風10号の影響で、8月29日の夕方から計画運休や運転見合わせが続いた東海道新幹線。 1日夕方、線路の安全が確認できたとして、全線で運転を再開しました。 (佐野 巧 記者) 「午後6時過ぎから運転が再開される東海道新幹線の改札前です。全席自由席ということもあり長い列ができています。」 再開を待ち望んでいた人で伸びる行列。午後4時半ごろから先頭で並んでいた人はー (大阪に帰る人) 「本当は30日に帰る予定だったけど、新幹線が止まってきょう(1日)帰ることになりました」 「(記者)Q.乗れそうですか?」 「気合で頑張ります」 そして― (駅員) 「お客様大変お待たせしました。準備が整いましたので、19時52分の下り線のお客様から順番に誘導していきますので、ご協力お願いします。」 大きな混乱もなく、改札へ誘導されていました。 ようやく新幹線が到着すると…安堵の表情を浮かべる利用客の姿がー (大学生) 「結構ホッとしている。ホテルを取るか、ずっと迷っていた。あしたバイトがあって、きょう帰ってこないとまずかったので、ぎりぎり帰ってこれてよかった」 (東京から来た女性) 「2日前に帰国したが、新幹線が動いていなかったので帰ってこれなかった。台風なのでしょうがないと思いながらも、動くのを待ってやっと帰って来られた」 新幹線の再開から一夜明けたきょう2日。 (杉本 汐音 記者) 「東海道新幹線は、始発から通常通りの運転となり、通勤客やスーツケースを持った人の姿が多く見られます。」 東海道新幹線は、4日ぶりに始発から通常運転を再開。 (利用客) 「静岡にいて、名古屋に転勤だったが新居に行けなくて、ずっと静岡のホテルで生活していた。(席は)結構埋まっていたが、前もってきのうとっていたので、何とか指定席でとれた」 一方、東海道線も静岡~掛川間の運転を再開。実に6日ぶりのことです。