haruka nakamura、“PIANO ENSEMBLE”編成の名盤『音楽のある風景』が再プレス
これまで数々の映像作品の音楽を手掛けおり、今年劇場アニメ『ルックバック』の主題歌と劇伴を担当したことでも注目を浴びる音楽家、haruka nakamuraが、2014年にシンガポールの「KITCHEN. LABEL」からリリースし、入手困難となっていた通算4枚目のアルバム『音楽のある風景』が再プレスされることが決定。国内流通盤として10月25日(金)にリリースされます。 haruka nakamuraは、「KITCHEN. LABEL」から2010年に2ndアルバム『twilight』をリリースし、大きな称賛を浴びました。このアルバムに参加したARAKI Shin(sax,flu)、内田輝(sax)、根本理恵(vln)、齋藤功(ds)らで編成された“haruka nakamura PIANO ENSEMBLE”は、過去4年に渡り『twilight』の楽曲や新曲を、即興演奏を中心に昇華させながら各地で公演を続けました。 ARAKI Shinの素晴らしい管弦アレンジなども加わり、やがて“haruka nakamura PIANO ENSEMBLE”はharuka nakamuraの最も主軸な演奏形態に。そして2014年、その軌跡を集約した公開録音が東京のコンサート・ホール「sonorium」で全3回に渡り行なわれ、通算4枚目となるアルバム『音楽のある風景』が誕生しました。 賛美歌や宗教音楽への指向とチェンバー・ミュージックをリンクさせたharuka nakamuraの音楽性を完璧に捉えるためには、チャペルや礼拝を彷彿させるその会場での公開録音は絶好のロケーション。haruka nakamuraのピアノが率いるぴたりと息のあったアンサンブルと空間自体の輝くようなソノリティーが融合したパフォーマンスは、クラシックの厳格さにコンテンポラリーな即興演奏をミックスしながら、細部まで美しくエレガントに、心揺さぶるエモーショナルな共鳴を生み出しています。 また、本作には『twilight』収録楽曲の再構築ヴァージョン4曲に加え、新曲3曲(「SIN」「四月の装丁」「永遠」)、そしてアルバム初収録となる2曲「nowhere」「光」の全9曲がCD2枚にわたって収録。「光」「永遠」では女子聖歌隊“CANTUS”もフィーチャーされています。さらにボーナストラック「CALL」のダウンロードクーポンも封入されています。