威圧感与えるかも…控えていたけど 消防署員のサングラスをOKに 晴れた日に水辺や水上での利用を想定
長野県の松本広域消防局
長野県の松本広域消防局は、日差しが強い場合やはしご車を使用する際などに、職員がサングラスを着用すると同局ホームページなどで発表した。これまでも公務中の着用を禁止してはいなかったが、威圧感を与えるといった懸念から控えがちだった。消防署員らはサングラスを身に着けて訓練に臨んでいる。 【写真】サングラスを着用した消防署員の姿
全職員が対象で、私物のサングラスを着用する。消防車両の運転時やはしご車などの操縦時、晴れた日に水辺や水上で活動する場合などの使用を想定している。華美な物は避け、住民と会話をする際は外すとしている。 サングラスを身に着けて訓練に臨んだ渚消防署員の吉沢友佑さん(24)は「景色が鮮明に見える一方、要救助者から隊員側の表情が見えにくくなるため、声かけなどを大切にしたい」と話していた。