山本由伸

【MLB】カブス1－4ドジャース（4月6日・日本時間7日/シカゴ） 　見えているのに、なぜか当たらない。ドジャースの山本由伸投手が投じた魔球カーブが、空振りの少ない相手チームの巧打者を翻弄した。 【映像】山本のカーブにまるで当たらない打者が首を捻ったシーン 　メジャー3試合目の登板で初勝利を目指す山本。1回、無死満塁のピンチを3者連続三振で切り抜け、続く2回裏。1死走者無しで打席には8番・マドリガル。95マイル（約152キロ）の速球で空振りを奪いまず1ストライク。相手のタイミングを外すようなこの投球に解説の福島良一氏は「いいですね、マドリガルはコンタクトヒッター、非常に空振りの少ない選手なんですけどね」と舌を巻いた。 　その後、カウント2-1と追い込み、山本の決め球はまたもカーブだ。79マイル（127キロ）のドロップカーブにマドリガルは空振り三振。スイング後に思わず足元を見つめ、ベンチへ退く際には首を捻って困惑顔。なんで当たらないんだ…というように肩を落としていた。福島氏は「三振の少ないバッターを三振に仕留めました！」と称賛。ファンからも「よし！」「カーブ神」「カーブ最強すぎて草」「美しい」「すんばらしいカーブ」「球筋が綺麗すぎる」とコメントが多数寄せられた。 　落差が大きいことから現地で“ヨーヨーカーブ”と呼ばれる山本のカーブ。実況を務めていたDJケチャップ氏は「とにかくドロップがすごいということです。上がったと思ったら急に下がっていく、あのヨーヨーの理論」と説明。改めてこのカーブにファンも「すげえ落ちてる」「フォーム一緒やから、見分けつかない」「カーブいいな」「カーブは完全に通用してる」と脱帽していた。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）