給付金を検討の年金世帯【平均年金月額】はいくら?65歳以上・無職世帯の生活費は赤字に
【年金一覧表】国民年金(基礎年金)「60歳~90歳以上」の平均年金月額はいくら?
次に、一般的な年金の受給年齢である65~90歳以上までの国民年金の平均年金月額を確認しましょう。 ●【60歳~69歳】国民年金の平均月額 ・65歳:国民年金5万8000円 ・66歳:国民年金5万8012円 ・67歳:国民年金5万7924円 ・68歳:国民年金5万7722円 ・69歳:国民年金5万7515円 ●【70歳~79歳】国民年金の平均月額 ・70歳:国民年金5万7320円 ・71歳:国民年金5万7294円 ・72歳:国民年金5万7092円 ・73歳:国民年金5万6945円 ・74歳:国民年金5万6852円 ・75歳:国民年金5万6659円 ・76歳:国民年金5万6453円 ・77歳:国民年金5万6017円 ・78歳:国民年金5万5981円 ・79歳:国民年金5万5652円 ●【80歳~89歳】国民年金の平均月額 ・80歳:国民年金5万5413円 ・81歳:国民年金5万5283円 ・82歳:国民年金5万7003円 ・83歳:国民年金5万6779円 ・84歳:国民年金5万6605円 ・85歳:国民年金5万6609円 ・86歳:国民年金5万6179円 ・87歳:国民年金5万6030円 ・88歳:国民年金5万5763円 ・89歳:国民年金5万5312円 ●【90歳以上】国民年金の平均月額 ・90歳以上:国民年金5万1974円 国民年金は平均で5万円台でした。
年金の見込み額を事前に調べる方法
自分の年金の見込み額は、自分で調べることも可能です。 (1)ねんきん定期便:誕生月にハガキや封書が届き、自分の年金の見込み額等の年金記録がわかります。 (2)ねんきんネット:パソコンやスマートフォンから自分の年金情報が確認可能です。 (3)公的年金シミュレーター:厚生労働省ホームページ内で、将来の年金額を簡単に試算できます。 上記を利用して調べるといいでしょう。
65歳以上の無職世帯の生活は平均的に赤字に
総務省「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」では、65歳以上の夫婦のみ・単身の無職世帯で年金など、社会保障給付のみの収入では赤字になると発表されました。 ●65歳以上の夫婦のみ・単身の無職世帯は赤字になる 65歳以上の夫婦2人無職世帯の場合、実質収入は約24万4000円、平均支出は約28万2000円のため、毎月約3万8000円の赤字が試算されています 65歳以上の単身世帯の場合も、実収入が12万6000円、平均支出は15万7000円で、毎月約3万円の赤字との試算です。 さらなる物価高も予想されているため、現状は老後資金はより赤字になると予想されます。 ●6月14日から支給されている「2024年度の年金額」は2.7%増額 年金額は、物価変動率や名目手取り賃金変動率に応じて毎年度改定されています。 2024年4、5月分の支給となる6月支給分から、2.7%引き上げになった年金を受け取ります。 2024年度の国民年金の満額は6万8000円で、40年間未納なく保険料を支払うと満額受給できます。 夫婦2人分の年金額で老齢基礎年金を含む標準的な年金額は、23万483円になっています。 このことからも、老後の生活が厳しいことがわかります。