膠着感の強い日本株相場でジリ高期待の「飲料関連」3銘柄
上値の重い状況が続いている日本株相場。そうした中でもジリ高が期待できそうな銘柄とは?(写真:ブルームバーグ)
前日11月30日にアメリカの長期金利が上昇したことや同国のハイテク株が下落したことを嫌気して、12月1日の東京株式市場では半導体関連などハイテク株の一角が売られた。ただ、後場は日経平均株価が前日終値を挟んだ狭いレンジで方向感のない推移となった。終値は前日比55円安の3万3431円と小幅に反落した。 来週(4~8日)は、週末8日に発表されるアメリカの11月の雇用統計を前に、買い手控え姿勢が強まりそうだ。また、膠着状態が続く中で、11月20日につけた取引時間中の年初来高値3万3853円46銭を更新するには新たな買い支援材料が必要との見方もあり、上値を買い進む勢いが後退しているようだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万3100~3万3700円とする。
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冨田 康夫