最近のドーナツ事情は? 東京で注目の進化系ドーナツ BEST3
2022年から第5次ブームが訪れているといわれている、ドーナツ。しゅわっととろける食感に仕上げた「生ドーナツ」が話題になったのは記憶に新しいけれど、韓国発祥のねじりドーナツ「クァベギ」や、植物由来の素材を使用した「プラントベースドーナツ」など、新しいトレンドも生まれてきている模様。ここでは東京でおさえておきたい、最新のドーナツ専門店をピックアップ! いつの時代も愛され続ける、定番スイーツの最新系をチェックして。
「ボンタン 下北沢店」@下北沢
韓国のコーヒー&ドーナツチェーン「BONTEMPS(ボンタン)」が、2024年8月、中目黒につづいてサブカルチャー色の強い下北沢に都内で2軒目となる新店をオープン。 ドーナツは、韓国の屋台などで販売している伝統スイーツ、「クァベギ」をチョコレートや華やかなトッピングで現代風にアレンジしているところが特徴的。「クァベギ」とは「ひねる」という意味で、ねじって揚げたドーナツのことを指す。
フレーバーは、濃厚な甘みが楽しめる「ピスタチオ」(¥520)や、ビターなエスプレッソと甘さ控えめのマスカルポーネがマッチした「ティラミスクリーム」(¥520)、風味豊かなバジルクリームがクセになる「バジルトマト」(¥520)など、20種以上をラインナップ。 生地は、天然発酵種(ルヴァン)法を採用し、もっちり弾力のある食感に仕上げているところが特徴的! 砂糖の使用量を抑えているため、見た目とは裏腹にほどよい甘さでペロリと食べられる。 BONTEMPS 下北沢店 東京都世田谷区北沢2-14-18 営業時間/10:00~22:00 定休日/不定休 インスタグラム/@bontemps.korea
「高尾 さんかく堂」@高尾山口
観光名所の名物的ドーナツとして注目なのが、2月に誕生した「高尾 さんかく堂」が展開する「高尾 さんかく堂のドーナツ」(¥480)だ。高尾山をイメージし、末広がりの三角形に成形したドーナツは、手に取る人に「いいことがあるように」という願いが込められているのだとか。 タピオカ粉を加えることで、もっちりふんわりした食感に仕上げた生地と、サクッとしたグラニュー糖やきび糖の食感が特徴的だ。ベースは、小麦粉とイースト菌を混ぜた生地を発酵させて揚げ、粉砂糖をまぶして作られるハワイのローカルフード「マラサダ」を意識。山に登る前に味わう人のことも考慮し、卵と牛乳をたっぷりと使用して、腹持ちがよく満足感のある生地に仕上げている。