【バスケ】4連勝にBプレミア参入決定と勢いに乗る信州ブレイブウォリアーズ 渡邉飛勇&ビュフォードの新ホットラインが武器に
勝久マイケルHC「プレミア参入は信州の未来にとって非常に大きなこと」
第1戦の2日前、17日には、2026-27シーズンから始まる新トップリーグ「Bプレミア」のライセンス交付クラブ発表会見が開かれ、Bプレミアへの参入チームが発表された。昨シーズンに基準をクリアした信州も無事に2026-27シーズンからBプレミアへの参入が決定した。 その発表を受けた後のホーム開幕戦ということもあり、ホームに集まったブースターは特別な思いを持って開幕を迎えたに違いない。指揮官も次のように語る。 「2026年にはBプレミアというものができると初めて知った後、常に(前社長の)片貝さんとミーティングを続けてきました。自分が信州に来た1年目と比べて、まだBリーグ全体の中では、売上だったり予算だったり、編成費だったり、周りと比べたら低い方だったかもしれないですけど、毎年どんどんどんどんクラブは成長していって。その努力に柳澤オーナーも木戸社長も新たなパワーをビジネス面で、加えてくださった。昔からのフロントのメンバー、新たなメンバーみんなが本当に素晴らしい努力をして、そしていろんな方の協力があってのBプレミアなので、信州の未来にとっては非常に大きいこと。応援する方も、将来長野県でバスケをする子供たちもBプレミアのチームを見ることができる。それって、子供たちにも影響があると思いますし、いろんな面でも関係者みんな本当に素晴らしい大きいことなので、昔から知っている自分としてその成長を見てきた自分としてはクラブが誇らしいと思います」 信州のBプレミア参入については「だいぶ前から木戸社長からは『絶対行ける』と言い続けてくださったので、名前を呼ばれたときはびっくりはしませんでした」と笑顔を見せた。 それでも、信州のHCに就任して7年目のシーズン。B2で優勝してもB1昇格ができなかったことやB1でトップチーム相手に戦えるカルチャーを築いたこと、そして昨シーズンのB2降格から今シーズンの新たな挑戦。多くのことを経験してきた勝久HCだからこそ、島田チェアマンの口から出た「信州ブレイブウォリアーズ」という言葉を聞いた瞬間は言葉にできない思いがあっただろう。 Bプレミアへの参入が決定し、ホーム開幕戦も2連勝で終えるなど、勢いに乗る信州ブレイブウォリアーズ。23日にはホームでライジングゼファー福岡との対戦を控えている。ジョシュア・スミスやパブロ・アギラール、ジャスティン・バーレルらB1でも活躍したビッグマンが多く在籍する福岡に対して、チームの成長を示すことができるか。渡邉飛勇とペリン・ビュフォードのホットラインを中心に、より強固なチームをつくっていくことが必要になる。Bプレミアへの参入が決まったから終わりではない。信州の未来を背負った戦いはまだ始まったばかりだ。
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