【新NISA】「どうしても費用を捻出できません…」月1000円・3000円・5000円で積立投資シミュレーションしてみた
2024年にスタートした新NISA。約半年が経過していますが、多くの人が利用しているように感じます。 ◆【写真3枚】月1000円・3000円・5000円の積立投資シミュレーション結果を一気にみる 一方で、物価高騰や思うように収入が増えない現状から「月に数万円も投資にまわせない」「ただでさえ、教育費やローン返済で厳しいのに……」といった声も少なくないようです。 しかし、新NISAは証券会社により月額100円から積み立て可能な場合があります。月額1万円未満の少額で、どの程度の資産増加効果が見込めるのでしょうか。 今回は、月額1万円未満、1000円・3000円・5000円の積立投資シミュレーション結果を確認していきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISA「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の概要
2024年1月、より長期的な資産形成に適するように改定された新NISAという制度には、大きく2つの枠があります。 それぞれの特徴をチェックしていきましょう。 ●【新NISA】「つみたて投資枠」の概要 ・非課税保有期間:無期限 ・口座開設期間:無期限 ・年間投資枠:年間120万円 ・非課税保有限度額(総枠)最大1800万円 ・非課税保有限度額(総枠)再利用が可能 ●【新NISA】「成長投資枠」の概要 ・非課税保有期間:無期限 ・口座開設期間:無期限 ・年間投資枠:年間240万円 ・非課税保有限度額:最大1200万円 ・非課税保有限度額(総枠)再利用が可能 株式会社400Fが公表した「オカネコ 新NISAの利用意向調査(2024年4月)」結果によると、新NISAにおける毎月の積立金額の平均は5万8628円だったとのこと。 しかし、月数万円の出費は人によっては厳しいケースもあるでしょう。とくに物価が上昇している昨今、食費やガソリン代などに頭を悩ませる人もいるのではないでしょうか。 そんな人にこそ検討してもらいたいのが新NISA。ネット証券のなかには、月額100円から積み立て可能なものも見受けられます。 次の章では、月々1000円・3000円・5000円を積み立てたとき期待できる資産増の効果をシミュレーションしてみた結果をまとめてみました。