サッカー日本代表初招集! 高井幸大の今季成績とは? 本当に10代!? ファン・ダイクを想起させるプレースタイル
日本サッカー協会(JFA)は29日、FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)グループC第1節中国代表、第2節バーレーン代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。パリ五輪にも出場した高井幸大がA代表初招集となったが、直近の成績はどのようなものなのだろうか。 【画像】サッカー日本代表 最終予選の予想フォーメーションがこれだ! 望月ヘンリー海輝とともに初招集となった高井は現在19歳で、今回のメンバーでは最年少となる。つい最近まで高校生だった同選手だが、パリ五輪を経験し、A代表入りを掴み取った。 高井は川崎フロンターレの下部組織出身でU-12から在籍。2021年には2種登録選手としてトップチームに登録され、翌年2月に高校2年生ながらプロ契約を結んだ。そして、同年4月18日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の広州足球倶楽部戦で途中出場を果たし、プロデビューとなった。 今季はU-23日本代表の活動も並行しながら、ここまで公式戦20試合に出場し、2得点1アシストを記録。コンスタントに出場機会を重ね、川崎で着実に成長している。2024明治安田J1リーグ第26節のFC東京との一戦ではFKから高さを活かしたヘディングでプロ2ゴール目を記録。伝統の多摩川クラシコにスタメン出場し、ゴールでチームに貢献した。 パリ五輪に臨むメンバーに選出された高井はグループD最終節のU-23イスラエル代表戦以外の3試合にフル出場。チームは準々決勝で敗れたが、中心選手としてプレーし、国際舞台を経験できたことは大きいはずだ。 192cm、90kgと恵まれた体格を持つ高井は、空中戦と対人戦に強い。フィジカルを活かした守備はもちろんだが、ビルドアップ能力も十分だ。19歳らしからぬDFラインでの冷静さもある。また、好きな海外選手にリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを挙げており、プレースタイルはそれに通じるところもある。和製ファン・ダイクのA代表デビューが待ち遠しい。
フットボールチャンネル編集部