パンク愛から生まれた「遊園地みたいな」DIY音楽フェス・Riot Fest【シカゴ音楽旅行記Vol.2】
パンクカルチャーに根ざした「近所のお祭り」
会場のそこかしこにパンクを感じるペイントが展示され、写真やイラストも販売。フリーマーケットでは衣服やアクセサリーのほか、パンク関連の書籍やグッズを集めたブースもあった。NOFXのファット・マイクが設立し、90年代のメロコアブームを牽引したFat Wreck Chordsが出店していたのも印象深い。 理解ある企業の協賛も募りつつ、パンクのDIY精神とコミュニティの繋がりを大切にしており、これだけのスケールなのに「近所のお祭り」みたいな手作り感と親しみやすさがある。パンク好きにはたまらないし、ポップな要素が満載なので誰でも気軽に楽しめるはず。理想的なフェスのあり方を垣間見た気がした。 --- ※【シカゴ音楽旅行記】は全4記事の連載。続きは以下をクリック。 Vol.1:歴史と文化を受け継ぐライブハウス、夜を彩るブルースとジャズの老舗 Vol.2:パンク愛から生まれた「遊園地みたいな」音楽フェス・Riot Fest(※本ページ) Vol.3:ストーンズも憧れたブルースの聖地、チェス・レコード訪問記 Vol.4:必ず行きたいグルメと観光、音楽ファンを魅了するおすすめホテル ※取材協力:ブランドUSA、シカゴ観光局
Toshiya Oguma