『プロジェクトセカイ』劇場アニメ化決定 “新しい初音ミク”登場の特報映像&ポスターも
『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』が、2025年1月17日より全国公開されることが決定。あわせて、特報映像とメインビジュアルが公開された。 【写真】頭に「×」のモチーフがついた新しい「初音ミク」の姿 原作は、音楽を中心としたサブカルチャーが盛んな街「シブヤ」と、人々の“本当の想い”が映し出された不思議な空間「セカイ」を舞台に、少年少女の“本当の想い”そして「自分の歌」を見つける物語を描き、「初音ミク」たちバーチャル・シンガーも登場するアプリゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(略称:『プロセカ』)。『プ ロジェクトセカイ』初のアニメ映画化となる本作では、ゲームには登場していない新しい「初音ミク」が、『プロセカ』のキャラクターたちと出会い、成長していく姿が、アニメーションスタジオ P.A.WORKSにより完全オリジナルストーリーとして描かれる。 「キミのことを、教えて。そうすれば、歌がわかるのかもしれない」。CDショップで聴いたことのないミクの歌を耳にした星乃一歌。彼女はモニターに、見たことのない姿の“初音ミク”を見つけ、「ミク!?」と思わず声に出す。その声に驚いたミクは、一歌と目が合ったものの、ほどなくして消えてしまう。後日、路上ライブを終えた一歌のスマホに、以前見かけたミクが姿を現す。寂しそうに俯くミクに、一歌はそっと話を聞いてみると、歌を届けたい人たちがいるのに、いくら歌っても、その歌が届かないという。ライブで多くの人の心に歌を届ける一歌の姿を見て、彼女のことを知れば自分も同じように出来るのではと考えたミクは、一歌のもとにやってきたのだった。ミクの願いに「私でよければ」と微笑みながら一歌は答え、初音ミクと少年少女たちの新たな物語が始まる。 本編の劇中シーンより作られた特報映像では、ゲームには登場していない頭に「×」のモチーフがついた新しい「初音ミク」の姿や、ゲームではお馴染みのキャラクターが劇場アニメーションとして新たに描かれている。映像では、「出逢ったのは歌えないミク」というテロップと「届けたい人たちに、私の声は届かない。知りたいの、歌の届け方。キミのことを、教えて」というミクのナレーションと共に、黒髪ロングヘアが特徴的な星乃一歌をはじめ、「プロジェクトセカイ」プレイヤーにはお馴染みのキャラクターたちが登場している。 メインビジュアルでは、音楽を中心としたサブカルチャーが盛んな街「シブヤ」で、ノイズをまと った初音ミクが寂しそうにしゃがみ込む姿が。また、その周りを行きかう多くの人はそんなミクを気に留めていないようだが、足下の水面にはミクが映っていない様子も確認できる。
リアルサウンド編集部