熱中症対策…小型扇風機の使い方や日傘の選び方 プールにも“注意が必要” 「熱中症疑い」への正しい対処は?
谷口英喜医師 「3つのことをやってほしい。涼しい場所につれて行って休んでもらうこと、もう1つは、体を冷やすこと、そして、できれば水分補給をすること」 ただ、「水分補給」には注意点もあるといいます。 谷口英喜医師 「意識がもうろうとしているときに(水を)飲ませると、誤えんをして肺に入ってしまうので、無理して飲ませないほうがいい」 また、熱中症の場合、体内の塩分濃度も下がっていて、大量の水を飲むとさらに低下する恐れがあるため、コップ1杯程度の水がのぞましいということです。 谷口英喜医師 「熱中症は重症化すること、後遺症を残すことも怖い。救急車を待っている間もできる限りのことをしてほしい」 ◇ この暑さ、いつまで続くのでしょうか─。 気象庁は23日、3か月予報を発表。来月から10月までの期間も、全国的に気温は高くなる見込みで、特に8月前半にかけては10年に1度の高温が予想されるため、より一層の熱中症対策を行ってほしいとしています。 (7月23日放送『news zero』より)