【BCジュベナイルフィリーズ】アメリカンビキニは9着 オトメナシャチョウも7着に終わる
[GⅠブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズ=2024年11月1日(日本時間2日)2歳牝、デルマー競馬場・ダート1700メートル] 日本馬が大挙、19頭も乗り込んだ今年のブリーダーズカップ。毎年、持ち回りで2日間にわたって開催される米国競馬の祭典は、2レース目で2歳牝馬によるダート女王決定戦が行われた。 レースは1頭が出走を取り消して9頭立てとなり、日本からは2頭が参戦。ムーア騎乗のアメリカンビキニ(斉藤崇)と川田騎乗のオトメナシャチョウ(森秀)で、連勝中の内容が評価されたアメリカンビキニは現地でも上位の人気に推された。 レースはヌーニがハイペースで飛ばす展開になり、アメリカンビキニが離れた2番手につける形。しかし、半マイル通過が44秒台というラップで前に行った馬は軒並み失速し、Mフランコ騎乗のイマーシヴが差し切った。勝ちタイムは1分44秒36(良)。無理せず最後にスピードダウンしたアメリカンビキニはしんがりの9着。オトメナシャチョウは道中後方追走で直線も目立った伸びはなく、離された7着に終わった。 アメリカンビキニの斉藤崇調教師は「スムーズに2番手を取れたと思ったんですが、以前から周りに馬がいると気にするところがある。周りの馬が少し速かったこともありますし、馬を気にしたのもあって途中から右に張ってしまっていた。そういうところも影響したのかなと思います」と敗因を分析。オトメナシャチョウの森秀調教師も「向正面で苦しくなって、外に行った。バテてからもうひと頑張りしたけど、さすがに最後は厳しくなった」と振り返っていた。
三嶋 まりえ