ロータス、EVの販売目標を大幅下方修正…2024年上半期はブランド史上最好調を記録しているのになぜ?…マーケティング費用がかさみすぎか!?
AMWノミカタ
ロータスは2024年度から本格的にEVモデルの販売を開始したので対前年比の販売の数字が大きく出ることは当然であるが、本来はもっと大きな数字を期待していたのではないだろうか。2023年の決算リリースでは2024年の販売目標を2万6000台と語っており、今回の1万2000台への下方修正は残念な結果に違いない。 また本文では触れていないが、総売上高以上の営業損失を記録しており損失額が昨年以上に拡大している点が気になる。この増加は事業拡大に伴う販売・マーケティング費用によるものだと言われている。しかし、良いニュースもある。「Win26」と呼ばれる社内のプロセスと構造をさらに最適化し、全体的なコスト対策を実施。グローバルに多様化する市場に対応するために製品計画を再調整するプロジェクトが稼働した。 また、GCC諸国(湾岸協力理事会/サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーンの6カ国)での販売が開始される。ここ数年は新モデルの投入、マーケットの拡大、コストの改善と大きな仕事を並行して行うことになるが、新生ロータスの経営基盤が安定し、これまで以上に魅力的なプロダクトを供給してくれることを期待したい。
AMW
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