篠山紀信に自らオファー 元キャンパスクイーンが脱ぐ理由
わからないから知りたいと思う自分がいた
結城は最初、別にヌードでなくてもいいんじゃないか、と考えたと明かす。 「私の場合は、篠山先生だからといって、ヌードじゃない写真集もたくさんあるじゃないって捉え方をしていて、ヌードなら私にはできないと思ったんです。それで『先生、私やりません。なぜヌードになる必要があるんですか?』と断りに行ったら、先生は、『単純に、それが一番美しいから』と、おっしゃったんです」 そのときすぐには、篠山の言葉を受け入れることが難しかった。 「ヌードになって自分が美しく見えるかどうかなんて、絶対にわかりもしないわけで。わからないことに飛び込むって、難しいじゃないですか。でも、わからないから知りたいと思う自分もいたんですね。先生が言う、女性の生き様をありのまま捉えることの美しさを、私も感じてみたいな、と。それで撮影をして、仕上がった写真を服を着たものからヌードになったものまで全部並べて見たとき、やっと先生が言ってた意味がわかったんです」
個性異なる3人が篠山氏の写真集でひとつに
現在のありのままの彼女たちを写したアーティスティックな写真集で、清春芸術村(山梨県)を舞台に一流の芸術家や建築家の作品とともにセッションした。個性も歩んできた道も背景も異なる3人が、篠山紀信の写真集という形で1カ所で出会った。 【イベント概要】 会期:2019年2月24日(日) 時間:18:30開場/19:00開演予定 場所:SHIBUYA TSUTAYA 7F WIRED TOKYO 1999 登壇:篠山紀信 結城モエ 高尾美有 松井りな 内容: 第1部トークイベント(19:00~20:00頃) 第2部サイン会(トーク終了次第開始~列が途切れ次第終了)