「週休2日制」に「ロマンスの神様」も 変わるスキー場 異業種からの参入 経費削減や誘客で知恵絞る
一方、こちらは木島平村のスキー場。12月23日のリニューアルオープンを前に安全祈願式を開きました。
スキー場の新たな名前は「スノーリゾート ロマンスの神様」。「冬の女王」とも呼ばれる人気歌手・広瀬香美さんの代表曲にあやかっています。
スキー場はもともと村の第三セクターが運営していましたが、コロナ禍などで経営不振が続き、民間に譲渡することに。
手を挙げたのが、全国で「湘南美容クリニック」を展開するSBCメディカルグループです。なぜ「ロマンスの神様」にしたのでしょうか。 SBCメディカルグループリゾート事業部・西下舞部長: 「スキー場と言ったら『ロマンスの神様』。グループの代表が広瀬香美さんの友人ということもあり、『スノーリゾート ロマンスの神様』として生まれ変わろうと。美容・医療とスキー場の融合をして地方再生につなげていこうと」
ゲレンデ近くのホテルには、「湘南美容クリニック」も。
今後、ウインタースポーツと美容・健康を融合させた取り組みも進めていきたいとしています。 SBCメディカルグループリゾート事業部・西下舞部長: 「ロマンスの神様に変わることによって20代の方から楽しんでいただけるような、地元の方々にもより愛されるようなスキー場に生まれ変わりたい」 「スノーリゾート ロマンスの神様」のオープンは12月23日の予定です。
運営の見直し、誘客強化、他との差別化。知恵を絞ってスキー場が再出発しています。
長野放送