小池都知事、今年の漢字に「能」 能登地震や大谷翔平選手挙げ
小池百合子東京都知事は27日、年内最後の記者会見で今年を表す漢字一文字を聞かれ、「能」を選んだ。その理由として元日に発生した能登半島地震や、進歩が目覚ましい人工知能(AI)、類いまれな才能を持つ大谷翔平選手の存在を挙げた。 小池氏は「今年は能登に始まり、能登への思いを込めた。また、大谷さんのような才能あふれる人たちが注目を集めた。これからも各分野で才能あふれる人が出てきてほしい。そういう環境づくりを都として進めていきたい」と述べた。 来年の抱負として「AIの力も借りながらスピード感を持って都民の皆さんに共感してもらえるような都政をしっかり実践していきたい」と語った。【山下俊輔】