【10万km耐久テスト】「スズキ ビターラ(エスクード)」ネジ1本まで分解したその結果
水色のモデルは、耐久テストを行った3台目の「ビターラII」だった。2019年の「ビターラS(1.4リッターガソリンエンジン、オートマチックトランスミッション)」は、わずか2万km走行後にターボホースのスリップとホイールベアリングの損傷でダメになった。2016年から2018年にかけては、生産中止となった1.6リッターディーゼルも耐久テストに参加させた。薄くて繊細な塗装にはストーンチップのダメージが多かったが、オイルミストのないユニットとシャシーの接合部には目立った摩耗はなかった。トラブルはゼロ。
最終レポート: ビターラは持ちこたえた
9年の歳月をかけて行われた耐久テスで、ウィークポイントは明らかになった:オイル漏れ、フロントライトとリアライトだけ。シャシー、ブレーキ、排気システム、ドライブシャフトといった重要な部分は無傷だった。私たちは、この「ビターラ」で10万km以上も走った後、これを確認することができた。
結論
先の耐久テストでは、色あせたディーゼル「ビターラ」がすでに絶対的な信頼性を我々に印象づけたが、マイルドハイブリッド ガソリンエンジンもその印象をさらに高めている。我々のテスト車両では、ボロボロの個体で時折見られるフロントアクスルの摩耗も見られなかった。「ビターラ」は長持ちする。この高い評価は偶然ではない。 耐久テスト最終評価: 2+
Rolf Klein and Tim Dahlgaard