中居正広 “9000万円トラブル”でテレビ各局が極秘調査を開始…恐れる「第二のフジテレビ」批判
代理人を通じて9000万円を解決金名目で支払い
元SMAP中居正広をめぐり、テレビ業界が慌ただしく動いている。 一昨年、中居が当時フジテレビ勤務の女性X子さんとの間でトラブルを起こし、代理人を通じて9000万円を解決金名目で支払ったという。一報は12月19日発売の「女性セブン」で、同26日に「週刊文春」が詳報した。 【衝撃写真】「カツラかぶってた」中居正広&倖田來未”お泊りデート”で彼女だけに見せた「坊主頭」 「解決金9000万円というのは尋常ではない。文春はトラブルの中身が性的な問題であることを明記している。それに対する中居さんの反対意見は今のところなし。性加害等に敏感な昨今のテレビ業界でこれは『一線を越えた』ことを意味する」(スポーツ紙芸能担当記者) 結果、年明けから中居のレギュラー番組は“差し替え”ラッシュとなっている。 1月10日放送のTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP』は、映画『花束みたいな恋をした』に代わり、11日放送のテレビ朝日系『中居正広の土曜日な会』も別番組に。12日放送の『だれかtoなかい』も放送見送りとなった。 今回の“震源地”は中居だけではない。 フジテレビにも厳しい目が注がれている。文春などによると、X子さんは上司のA氏に呼び出され、中居が参加する飲み会へ。現場に到着すると、A氏らほかの参加者は欠席で、中居とマンツーマンを余儀なくされたという。 「その後、両者の間で深刻なトラブルが発生した。一部では、X子さんに『嫌なら帰ればいいのに』という声もあるが、若手局員が天下の中居さん相手にそんなことできるわけがない」 とはテレビ局関係者。 こうした図式もあり、文春やネット上ではX子さんは“上納された”という指摘が飛んでいるのだ。これにフジは自社サイトで 《内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。 会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》 と全否定している。 今回の中居の“疑惑”は、他局にとっても対岸の火事ではない。 ◆「第三者は一切関与していない」と中居の代理人 昨秋、一部で中居の醜聞がウワサされた時点で警戒感は高まり、先月の一斉報道でパンドラの箱が開いた。フジ以外の局で、同様のトラブルがないか調査を開始したという情報もある。業界歴30年以上のテレビマンの話。 「今でこそユーチューブなどのSNSに押されているが、テレビは長い間メディア業界の“帝王”として君臨してきた。局から大物タレントへの過剰接待もあれば、逆に局幹部が大手プロダクションからもてなされるケースも非常に多かった。その中には“肉弾接待”のようなものもあったと聞いている」 若手局員よりもやらかす可能性があるのは業界に染まったベテラン局員だ。 「感覚がマヒしているからね。今回の中居さんの報道を見ても『9000万円も払ったのに、中居さんも災難だな』と平然と言ってのける人もいるくらい。各局はそのような“やらかしそうな局員”をピックアップして、周辺でトラブルを抱えていないか洗っているそうだ」(同・テレビマン) その調査過程では、過去の局内不倫が次々と判明するという“副産物”も生じているという。 気になる今後だが、中居の代理人弁護士はフジA氏を念頭に 《第三者は一切関与していない》 と、一部取材に明言している。 鵜呑みにすれば、あくまでトラブルは中居とX子さんの個人間で起きたことであり 「このまま中居さんだけが切られて終わりだろう」(前出・テレビ局関係者) そのウラには、中居だけで“終わりにしたい”テレビ業界の“闇”が見え隠れする。この機会に膿を出し切る……というワケにはなかなかいかないようだ――。
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