【ソフトバンク】今宮健太、契約延長オプションで3年目も3億円「遅すぎた」消極的(?)生涯ホークス宣言
ソフトバンクの今宮健太内野手が4日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。今季で2年契約の2年目が終了したが、一定条件の成績をクリアしたため来季も3年目のオプション契約が締結され、現状維持の3億円プラス出来高でサインした。海外FA権を保有しているが「一応ですね(保持している)。遅すぎた」と苦笑いで、改めて“消極的生涯ホークス宣言”をした(金額は推定)。 会見のうち半分は、今オフから初めて「今宮軍団」に入り、福岡県内で開催する合同自主トレに参加する野村勇内野手について費やした。「芯がない」という表現で、迷えるポテンシャルの塊を指弾した。「(指導を受けるなどでやることが)コロコロ変わってしまう。そういったものをなくして『俺はこれをやり続ける』というものがあれば」とメンタル面の強化への手ほどきをするとした。 しかし同じ遊撃のポジションを争うライバルでもある。「もちろん競争なんでアレなんですけど、チームとしても、そういうところが大事になってくる。まあ、いいじゃないですか。それはそれで」とまるでチーム首脳のような考え方。ホークスのことを思ってこそ、あえて同一ポジションの後輩に塩を送る。
報知新聞社