現地で解任の可能性が報道も…ミラン指揮官が自身の去就に言及「私は何も恐れていない」
ミランのパウロ・フォンセカ監督が、自身の去就について語った。29日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。 同日にセリエA第18節ローマ戦の迎えたミランは、ホームで1-1の引き分けに終わった。試合後、ここまで17試合を消化したセリエAで7勝6分4敗・勝ち点「27」の暫定8位に低迷するミランについては、フォンセカ監督の解任を決断したとも一部メディアで報じられている。しかし、試合を終えた同監督は「私は家に帰り、明日また仕事に戻るつもりだ。私には何も後ろめたいことはない」と語ると、以下のように続けた。 「私はまだクラブの誰とも話していない。だからそれ(去就)については何も言えない。試合について話すことはできるが、起きていないことをでっち上げるわけにはいかない」 「これまでサッカーで何かを恐れたことは一度もない。そしてこれからもそうだ。重要なのは、共に働く人たちに対して誠実であること、自分の良心が清らかであることだ。私は何も恐れていない」 またローマ戦の内容については「試合に勝つためのチャンスは十分に作ったが、それをゴールに結び付けることができなかった。多くのチャンスがあり、選手たちの姿勢は正しかったと思う。高い位置からのプレスでボールを奪い、良いプレーをしたが、得点には至らなかった」とコメントした。 すでに後任として昨シーズンまでポルトを率いたセルジオ・コンセイソン氏がリストアップされているとも報じられているが、果たしてミランはどのような決断を下すのか注目が集まる。
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